2010年10月08日
雨の上村松園展
とある雨の日、上村松園展に行って来ました。
電車を乗り継いで竹橋まで。
雨にも負けずたくさんの人。圧倒的に女性です。
過去最大級の回顧展というだけあって、見応え十分でした。
西の松園、東の清方と言われていたそうで、
鏑木清方の美人画も好きですが、
女性の描く女性…凛として気品のある美しさ。
あ~、やっぱり上村松園でしょう~
今回は松園の画業を3期に分け、
約100点もの作品が展示されていたので、
それはもう、見応えのあること!
本当に細部まで美しく描かれています!
何度も描いては消し、描いては消したという生え際。
簾の竹の細さ、四季を表す着物の模様、
かんざしの細かい飾り、髪の一本一本、
そして透き通るような白い肌…あ~ためいき。
数ある作品の中で、今私が一番好きな作品が
<人生の花>
嫁入りする母と娘を描いたもの。
その翌年《花ざかり》で銀牌を受けました。
「花ざかり」は私の青春の夢をこの絵の中に託したもので、
私にとって終生忘れ得られぬ一作であります。
私の閨秀画家としての地位はこのあたりから
不動のものとなったとも言えるでしょう。
と、松園本人も回顧しています。
娘のいない私には、永遠に訪れない一瞬ですね~
だからこそ、強く魅かれるのかな…
そして、「花がたみ」や「砧」などの
絵を読めるようになりたいと思います。
心残りなのが「焔」を見逃してしまったこと。
京都には行けないからどこかで見れたら…
音声ガイドを借りて回りましたが、
おとなりの女性はスコープを持っていました。
さすが!今度から私もそうしましょう。
電車を乗り継いで竹橋まで。
雨にも負けずたくさんの人。圧倒的に女性です。
過去最大級の回顧展というだけあって、見応え十分でした。
西の松園、東の清方と言われていたそうで、
鏑木清方の美人画も好きですが、
女性の描く女性…凛として気品のある美しさ。
あ~、やっぱり上村松園でしょう~
今回は松園の画業を3期に分け、
約100点もの作品が展示されていたので、
それはもう、見応えのあること!
本当に細部まで美しく描かれています!
何度も描いては消し、描いては消したという生え際。
簾の竹の細さ、四季を表す着物の模様、
かんざしの細かい飾り、髪の一本一本、
そして透き通るような白い肌…あ~ためいき。
数ある作品の中で、今私が一番好きな作品が
<人生の花>
嫁入りする母と娘を描いたもの。
その翌年《花ざかり》で銀牌を受けました。
「花ざかり」は私の青春の夢をこの絵の中に託したもので、
私にとって終生忘れ得られぬ一作であります。
私の閨秀画家としての地位はこのあたりから
不動のものとなったとも言えるでしょう。
と、松園本人も回顧しています。
娘のいない私には、永遠に訪れない一瞬ですね~
だからこそ、強く魅かれるのかな…
そして、「花がたみ」や「砧」などの
絵を読めるようになりたいと思います。
心残りなのが「焔」を見逃してしまったこと。
京都には行けないからどこかで見れたら…
音声ガイドを借りて回りましたが、
おとなりの女性はスコープを持っていました。
さすが!今度から私もそうしましょう。
Posted by たまかずら at 20:37
│美術館めぐり